STAY HOME-MORE-には、全面書き直しになったことで、書いたけどごっそり削ったエピソードがいくつか有りまして。STAY HOME -MORE-
— るるこ@いーおぶいありがとうございました!! (@ruruko_miru) August 27, 2022
STAY HOMEのささらちゃんとタカハシのラブコメ小説です。 pic.twitter.com/ECBz3YmFLy
その中で多分この先書く機会がなさそう、かつ個人的には気に入ってるエピソードを抜書きしたいと思います。
小説の本文何回も書き直したせいですっかり描写が吹っ飛んだ上に、時間なくて挿絵でも描けなかった
— るるこ (@ruruko_miru) September 15, 2022
「低い位置でのお団子&左手首に大きめのシュシュ」のささらちゃん pic.twitter.com/6IVunGKE2n
キスマークを隠すために苦心して低い位置でボリュームの有るおだんごを作り、手首のはシュシュでごまかすささらちゃん。服についても、いつもより露出が少なくてでもカワイイものを選ぼうと苦慮するシーンが有ったのですが、第一章がつづみちゃん視点になったことで割愛。
つづみちゃんの服装の設定はおまけページの絵のとおりなんですが、これに関しても
「画面越しのつづみは珍しく黒っぽいタンクトップに明るい色の透け感トップスを重ねていた。タンクトップの肩部分はブラックウォッチと言われる黒青緑を基調としたタータンチェックで、左肩はリボン結びになっている。
ささらは常々、スタイルが良くて何を着せても着映えしそうなつづみをウィンドウショッピングに連れ出して、色んなコーデの試着三昧させたいと思っているのだが、何度誘っても試着は面倒だと断られている。でも洋服の趣味の幅が広がったなら、次は行けるかもしれない!コロナが収束したらまた誘ってみようとテンションが上りかけたささらだが、今日の目的を思い出して落ち着きを取り戻した。」という描写が有りました。つづみちゃんも自分で服を買いに行くときは試着くらいはするだろうけど、割りと即断即決なので迷わない=試着はサイズ確認のための1~2回なんだけど、ささらちゃんと服を見に行くと着せ替え人形にされて延々着替えるのでめんどくさいってことでこれまで断り続けていたわけです。ちなみにささらちゃんが着替える分には普通に待っててくれるし、服以外なら普通に買い物付き合ってくれます。
一人暮らしの部屋のあれこれを買うときも、つづみに付き合ってもらった。出会った頃はなかなか誘いに応じなかったつづみも、今では自分が着せ替えされるのでなければ色んな所に付き合ってくれる。そういえばささらの部屋の遮光カーテンをゴリ押ししたのもつづみだった。最初にささらが目をつけたカーテンは生地が薄い明るい色のもので、危うくシルエットで窓際の様子が外に筒抜けになるところだった。それ以外にもつづみにはいろんなところで助けられていて、頼りないなんて思ったことなどないのだけれど。
遮光カーテンを勧めたのはつづみちゃん。前作でも業者を部屋に入れるときには誰かに一緒にいてもらうなど、女性の一人暮らしの身の守り方とか調べてはささらちゃんに伝授するという過保護っぷり。
この話の設定上のCeVIO事務所のシステム的なものも削ってました。
バイト感覚で始めたCeVIOの仕事だが、その実体は個人事業主だ。事務所に登録して紹介を受ける形で個々に仕事が割り振られ、受けた仕事に応じて事務所の仲介料や経費を差し引かれた報酬が支払われるというシステムを、ささらはちょっとTRPGに出てくる冒険者ギルドっぽいと思っている。予め対応可能な日時を事務所に申告しておき、指名の仕事が入った時だけ現場入りすればいいので事務所に常駐する必要はないのだが、CM動画のナレーションなど指名のない細々した仕事が突発で舞い込むこともあるし、行けばだいたいつづみかタカハシに会えたので、こんな状況になる前はささらは足繁く事務所に通っていた。今は事務所もリモートワークになり、スタッフも常駐しているわけではないのだが、つづみは何をしにいくのだろうか。
つづみちゃんが事務所に向かってると聞いたささらちゃんの回想って形で事務所のシステムを書いてます。本編でつづみちゃんがトーク組とシンガー組の違いで触れてる部分と若干被ってます。
こういうの、話の本筋とは全く関係ないんだけど設定考えるの楽しくて延々考えちゃうんですよね。
つづみちゃんが今から事務所で収録しようとしてた「朗読動画」について
ステップアップを兼ねて、以前から興味を持っていた著作権期限切れの作品の朗読動画にチャレンジしようと思い立った。動画と言っても目が見えない人やゆっくり本を読む時間がない人が、ラジオを聞くように物語を聞くためのものだから画像はサムネ一枚でいい。物語に没入できるような声のトーンや、間、滑舌、テンポなど試行錯誤することは山のようにある。朗読は一概に感情を込めて読めばいいというわけでもなく、自分で解釈したいので変に抑揚がない方がいいというニーズもあるらしい。その辺りは実際にやって掴んでいけばいいだろう。
つづみはつづみで今の状況でやれることを探して自分の足場を固めていく、そのために今日ここに来たのだ。本を読むのが好きなつづみが自分の声を活かしてできる、著作権切れの作品の朗読配信。朗読配信は目の見えない人だけでなく、作業しながら物語を聞きたい人にも需要があるという。情感を込めて読むのか、受け止め方を聞き手に任せて敢えて淡々と読むのか。アプローチを考えながら作品を重ねていけば、これから先つづみが伸びていくための一助になるはずだ。 事務所内にある機材の扱いは以前一通り教わっておいた。 ――これから先も友人として、ずっとささらちゃんの隣を歩いていけるように、まず一人で立てるように足元を固めるんだ。 つづみは軽く発声練習をすると機材の準備を始めた。
著作権切れの作品をネット公開している青空文庫というサイトを参考にさせていただきました。普通の小説を朗読してネット公開すると著作権引っかかっちゃうけど、著作権が切れているものなら問題がないらしいです。上の文を書いた時はまだつづみちゃんのIA化が決まっていなかったので、ささらと同じペースで先に進めないながらも自分にできることでステップアップを図ろうという、つづみちゃんの堅実で合理的な前向きさを書きたかった。
あとは
・薬局のシーンの店員さんをタカハシの過去話に絡ませつつ、ささらちゃんの嫉妬心を煽るコース
・ささらちゃんが昼間に発作起こすシーン
は話が重くなったので没
・タカハシがささらちゃんの髪を乾かすシーン
・タカハシが部屋でシャワーを浴びてささらちゃんがキョドるシーン
・二人で洗濯するシーン
全体の構成を変えたので話がうまくつながらず没
危うく最初に決めていた「浜辺でのエンディング」も流れがつながらずに没になるとこだったんですが、締切2日前に「一日の話にこだわらなければいける!?」と気づいてなんとかねじ込んで想定していたラストに持ち込めました。
後日談の小ネタもいくつか有るんですが、それは機会があればということで。
コメント